夏バテを懸念していたボクは、夏の登山を中止していた。
けど2ヶ月以上が経ち、登りやすい季節になってきたということで、
次に選んだ山は、
富士山を眺める山と謳っている明神ヶ岳(1169m)だ。
小田原駅から車両が短い大雄山線でコトコト乗っていると、
車窓からこれから登る山が見えてきた。
登山入り口付近に「最乗寺」という寺がある。
600年以上の歴史を持つ曹洞宗の古刹。
山中に天狗伝説があるらしく、あちこちに高下駄が並べられていた。
境内で手を合わせ、登山の無事を祈って出発した。
途中、山のふところにすっぽり入ったような草原があり、
そこで見たススキの穂がまぶしく綺麗だった。
久しぶりの登山で足が重くなったが、無事山頂に到着した。
ひとつ残念だったのが、この日はピーカンだったので、
富士山を見ることが出来なかったことだ。
帰りはストックの要領が掴めてきたのか、
スムーズに下山することが出来た。
帰り道に「勘太郎の湯」を発見し、
大浴場と露天風呂で手足を伸ばし、登山の疲れをリフレッシュした。
そして最後はお決まりのビールで乾杯。
次回は、埼玉県にある蕨山に挑戦したくてウズウズしている、今日この頃。
石田晋也
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