登山靴とリュックを早く使いたい一心もあり、
次に選んだ山は、
神奈川県にある塔ノ岳(標高1490m)だ。
富士山が一望できる場所があるのだが、
気まぐれな天候のせいで、今回は見送りになってしまったが、
秦野市街地や相模湾などの一望はとても気持ちのいいものだった。
山登りは人生の修行場所みたいに思う。
なんでわざわざ辛い思いをしてまで、登らないといけないのか。
と、ふと脳裏によぎりながら、山頂を目指す。
今回は山頂でのカップラーメンと熱いコーヒーが、
ボクの達成感をさらに向上させてくれた。
帰りにルンルン気分で下っていたら、
突然足を踏み外し、右股に激烈な痛みが走った。
この予期せぬアクシデントで、気を抜いた自分を憎んだ。
その後、下りがなんだか怖くなり、
みんなに抜かれるほどのスピードになってしまい、
気付いたら辺りは真っ暗闇になっていた。
今度は、ランプを準備しなかった自分を憎んだ。
今もその右股には青痣が残っているけど、
これにめげず、また違う山に挑戦したいと思う、今日この頃。
石田晋也より
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