「板橋区」を離れる事を予期していた昨年の冬、
ボクは幼少期にいた「高島平」に行ってみた。
昔はマンモス団地と言われていたこの街が、
高齢化社会に伴って住人が減り、今じゃデッドタウンと化してしまった。
そんな高島平団地をぐるりと流し、
駅北口から荒川の方に歩いていく途中にこの新河岸川がある。
子供の頃に、ここでよく鯉釣りをしたのを思い出す。
けどそれから20年以上経って、ボクの眼に見えるこの景色は、
何となく北朝鮮のような殺風景さがあったのだ。
高島平に来て、唯一ホッとさせたのが、
幼少期に通っていた屋台の焼鳥屋があり、
そのおじさんがボクの事を何となく覚えていてくれた事だった。
石田晋也より
↓ ブログランキングに参加しています。