年に一回は日本を出たくなる。
それはどこか遠くへ行きたい、という気持ちが日常募っているからであろう。
年末に訪れたソウルは、これで四回目になる。
エネルギッシュさが溢れている街で、
毎回そのパワーをもらいに行くようなところがある。
また今回はウォン安という事も侮れなかった。
食べ物ではキムチ・サムゲタン・サムギョプサルと、
そして汗蒸幕・マッサージ・カジノとボクを魅惑させるものでいっぱいだった。
またカメラを片手に街をほっつき歩いていると、
何となく池袋や渋谷に似た、混沌・殺伐とした臭いがある。
日本語とハングル語の違いだけで、それはもうボクのテリトリーにふさわしい。
そうしたものに心が惹かれているせいか、やはりこの街を好きになるわけである。
今回はあまり時間がなく、
明洞そして近郊の新村界隈しか流れることが出来なかった。
今度は時間をかけて広範囲に流れてみたい。
また旅がしたくなってきている、今日この頃である。
石田晋也より